ジャルゴン失語
そんな昔でもないとおもうけど
介護学校で習った
『ウェルニッケ脳症』
たまたま直ぐに
担当させていただいたかたが
『ウェルニッケ脳症』の方であったので
そこは出会いに感謝して🎵
以前は
施設脱出常習者として
いわば要注意者と言われ
実際
脱出しようとされるとこに何度か出くわした。
その時職員いったい何人集まったろう
力のあるかただったので、
3人か4人は集まっていたと想う
以前からの担当していたかたからの話では
穏やかに会話くれることもあると、、、
というのであれば
言葉の理解に問題ないと考え
数ヶ月かけて
その方と対話をすこしずつ
でも
はじめはなかなか慣れてくれず
時間ずっとは無理だけど
数分ずつ
目を合わせ、
話をきき、
てにふれて、
笑顔で離れる
それを日に何度も何度も繰り返し
次第に
ハイタッチし、
下の名前で呼ばれ
頻繁に目を合わせたら
必ず笑顔でご挨拶
ついにお気に入りって言われるまでに😊💖
ジャルゴンも以前より
だいぶ減り
ただ、時折鼻歌とおなじように
ジャルゴン言葉を
呟いていたのは
きっと本人にとっては
ストレスの解消であったのでしょうね
無理に治さなくていいと思った
それから、そのかたは
もう離脱を試みることはなくなって
穏やかな優しい
おそらく
元の性格に戻っていたのでした。
ジャルゴンは
いま私の母も
少しあるので
そんなかたのことを
今日はふと
回想したのでした🎵